DESK DEPTH / FIELD GUIDE

在宅ワーク用デスクの奥行きは
何cm必要か

奥行きは、商品サイズではなく、座った時に必要な画面距離・入力機器・書類・壁際の余白から決めます。

更新:2026.09.11読了目安:8分実測前の確認
THE CONCLUSION

40cmは机ではなく、
画面までの距離。

デスクの奥行きに全員共通の正解はありません。先に確保するのは、目から画面までの距離、キーボードとマウスの操作域、書類を置く位置、壁側の機器とケーブルの余白です。

厚生労働省が示す「おおむね40cm以上」はディスプレイとの視距離であり、机の奥行きそのものではありません。

編集方針: 本記事は特定商品の使用レビューやランキングではありません。紹介リンクを掲載する場合には、広告または紹介料を受け取る可能性を明記し、読者が自室の条件で確認できる情報を優先します。
CHECK BEFORE BUYING

商品より先に、
条件を確認する。

正解を一つに決めず、部屋・契約・作業の条件を実際に照合します。

01

画面までの距離

まず、目から画面までおおむね40cm以上を確保できるかを見る。

02

画面の後方

スタンド、アーム、ケーブル、角度調整に必要な余白を確認する。

03

入力機器

キーボードとマウスを並べ、肩と肘が無理なく動くか確認する。

04

書類の位置

画面から遠過ぎる位置に書類を置かず、視線移動を減らす。

05

壁際の条件

壁・窓・コンセント・ケーブルによる画面位置の制約を確認する。

06

脚元の空間

机下に荷物を詰めず、椅子を机へ寄せられる状態を保つ。

視距離と天板奥行きを混同しない

厚生労働省が示す「おおむね40cm以上」はディスプレイとの視距離であり、机の奥行きそのものではありません。[1] 天板の奥行きには、モニターのスタンドやアーム、キーボード、マウス、書類、手前側の余白も含まれます。

要素測る場所確認する理由
画面までの距離目から画面まで見やすさと目線を調整するため
画面の後方壁から画面後端までスタンド・角度・ケーブルの余白を見るため
入力機器キーボードとマウスの操作域肩をすくめずに操作するため
書類書類と画面の位置視線移動と天板上の混雑を減らすため

奥行きを決める5分の手順

1. 画面の位置を仮置きする

普段使う画面を、目からおおむね40cm以上離れる位置に置きます。画面が近すぎる場合は、机を深くするだけでなく、文字を拡大する、画面の位置を変えるなどの選択肢もあります。

2. キーボードとマウスを足す

両方を並べた状態で座り、肩をすくめていないか、腕を伸ばし過ぎていないかを確認します。OSHAは、頻繁に使う機器を手の届く一次作業域に置く考え方を示しています。[2]

3. 書類を使うなら、距離差を見る

紙を頻繁に見る作業では、書類を画面から遠く離れた手前や横へ置くと、視線移動が大きくなります。厚生労働省は、画面とキーボードまたは書類との視距離の差を極端にしないよう示しています。[1]

4. 壁際の余白を残す

壁際では、画面後方にケーブル、電源、角度調整の余地があるかを確認します。数字上の奥行きが足りていても、壁に近すぎて画面を正しい位置へ調整できない場合があります。

実測ワークシート

  • 椅子に深く座り、背もたれと足裏が使える位置をつくる。
  • 画面を正面に置き、目からの距離を測る。
  • キーボード、マウス、必要な書類を仮置きする。
  • 肩、肘、手首、脚元に無理がないかを確認する。
  • 壁側のケーブルと画面角度、前縁の手元までを確認する。

まとめ

デスクの奥行きは、画面までの視距離を起点に、入力機器、書類、壁側の余白を加えて決めます。商品を比較する段階では、数値表だけで決めず、座った状態で再現した測定結果と照合してください。

参考資料:[1] 厚生労働省 / [2] U.S. Department of Labor OSHA